常に複数人で課題に取り組む
複数人でチームを作り一緒の仕事に取り組むということを徹底すると難解な物事に詰まって手が止まることがなくなった。なぜなのかを考えてみた。
最近職場で別々にやった方が明らかにうまくいくとわかっていること以外、つまりほとんどのことをチームの三人で一緒にやっている。この方法を始めてから 1 ヶ月になる。 明らかに良くなったと私が感じているのは、難解な物事に詰まって手が止まることがなくなったということだ。常に前に進められている。
これがなぜかを想像するに、一人の視点では解くのが困難な問題にあたったときにでも、常に残り二人の別の視点があって、その視点から捉えてみると別の解放が受かびあがってくるということなのではないかと思う。
普段私が一人で何かに取り組んでいるときにこういった困難な問題にどう対処しているかというと、問題にあたったらそのことを思いながらも一旦距離を置き時間をかけて寝かせる。 すると新しい気分のときの私が何かを思いつくというものだ。
三人でやっているときはこの新しい気分のときの私が二人後ろに控えているようなものなので、時間をかけて寝かせるという部分が必要ないのだろう。
普段は別々の作業をしていて誰かが詰まったときにだけ集まって解決するという方法だとよりよい作業分担ができそうだ。 しかし困難にぶつかっている状況の説明や、集められた人間が今までとは別の作業をするのに必要な考えや気分の切り替えには時間と労力がかなりかかる。 未知の困難が連続して複数やってくるような状況では常に一緒に取り組んでいたほうが結果的にはうまくいくのだと私は捉えている。
舗装された道をロスを減らして走るような効率性には欠けるが、悪路であってもスタックさせずに前に進め続けるという悪路走破性の高いやり方であるように感じている。
そして私たちが今取り組んでいる領域はしばらくのあいだまだ悪路が続いていきそうなので、これからもこのやり方で取り組んでいこうと考えている。